現地生活スタートで知りたい情報
到着して最初にやることは?
家はどうやって探す?
シドニー家探し地域MAP~治安の
いい 地域とそうでもない地域
仕事探しは難しいですか?
生活費はどれくらいかか
りますか?
携帯電話はどうするか?
インターネット事情
到着して最初にやることは?
到着して宿泊先についたら、まずはお家に電話をしましょう。メールでもいいですが、とにかく連絡をしましょうね。その際は現地で簡単
に手に入る「格安国際テレカ」を使うといいでしょう。国際テレカとはコンビニなどに売っているテレカのことで、インターナショナル
フォンカードといえば通じます。日本まで1分5セントと格安なので10ドル分(これがミニマム)のカードで十分でしょう。 使い方
は、カード裏に記載されている番号に電話をし(公衆電話は駅までいけばあります)、ガイダンスに従ってPIN番号を入れると使えま
す。オーストラリアの固定電話は固定料金なので、公衆電話からだと何時間話しても50セントです。 日本にかける際にかかる費用は、
この50セントと、格安電話会社のIP電話を使う費用30セント程度(かけるたびにかかります)と、あとは通話料金が分あたり5セン
トです。
ただ、最近はこの格安テレカもやや下火で、お勧めパターンはSkypeやLINEで連絡するパターンですね。Skypeですと事前に
クレジットを購入すればWIFIさえあれば固定電話にかけることも可能です。
それでは以下(最初の数日でやることを)順番に・・・
1)タックスファイルナンバーの申請をする
オーストラリアで合法的に働く場合は必ずこのタックスファイルナンバーが必要です。一部のジャパレスなどでは不要の場合もあります
が、いずれ必要になります。必ず取得しておきましょう。申請してから取得まで最大28日かかりますので、なるべく早めに申請すること
をお勧めします。 シドニーキッズを通して学校のお申し込みをされている方は私が代
行します。
2)銀行口座を開設する
現金やTCを自宅やバックパッカーに置いておくわけにもいかないので、開設しましょう。バイトの際の給料振込みにも利用できますし、
必ず必要になってきますからね。
少し前までCityのANZ(WYNYARD)には日本人スタッフがいたのですが、最近お辞めになったようですね(2013年現
在)。かわりに日本語を話す中国人スタッフがいるらしいのですが、やはり日本人独特ののきめ細かさはないようで・・・。学生ビザの方
で、英語がある程度おできになる場合は、どこの銀行でもいいかと思いますよ。銀行にいき、
I would like to open an account.
でOKです。オーストラリアが初めてであればパスポートだけ(ただし到着後4週間以内につくる必要有)で開設できます。2度目以上の
人は身分証明の提示がポイント制になっており、パスポートに加えて、クレジットカードや学生証などが必要になります。先ほど学生の方
は基本的にどこの銀行でもいいかと思いますと申し上げましたが、ワーホリのかたはNAB(ナショナルバンク)にするといいでしょう。
豪州の銀行は基本的に口座を開設すると毎月数ドルの口座維持費が発生します。学生ビザの方はこの維持費が免除されるのですが、
NABだけはビザタイプに関わらず口座維持費が一切ありません。個人的にはワーホリはNAB、学生ビザの方はコモンウェルスをお勧め
します(ATMが多いので)。またシドニーキッズでは入国前にNABの口座を開設するサービスを行っています。ご希望の方はお伝えく
ださい。入国後その日からキャッシュカードを持つことができるのでお勧めですよ。また
シ
ドニーキッズを通して学校のお申し込みをされている方は銀行まで私が同行し口座開設からカードのアクティベーションまでお手伝い
します。またビザがワーホリでも入金額が5000ドル以上ですと口座維持費が発生しないように、またTCを現金化する際に手数料
が発生しないように交渉しますので安心ですよ。
3)在留届を出す
海外に3ヶ月以上滞在す日本人は、当地で在留届を提出する必要があります。詳しくはここを参照にしてください。シドニーキッズを通して学校のお申し込みをされている方は私が代行します。
4)携帯電話の手配をする。
あなたが中長期の滞在者であれば、いずれ必ず必要になります。詳細は後述します。シド
ニーキッズを通して学校のお申し込みをされている方は私が携帯購入まで電気店など同行します。またSIMのアクティベーションな
どもお手伝いします。
よく聞かれる場所(移民局と総領事館)
オーストラリアに滞在するには必ずビザ(ETAS含)が必要です。ビザや出入国を管理をしているのが移民局ですね。シドニーの移民局
はCityのセントラル駅付近にあります。駅から徒歩数分です。住所は 26 Lee St.です。
海外在留日本人の強い味方、総領事館はマーティンプレイス駅近くにあります。パスポートの盗難・紛失、深刻なトラブルに巻き込まれ
た ときはここに行きましょう。パスポートの更新受付は9時半~12時、2時~4時です。住所は Level 34 52
Martin Pl.です。駅から徒歩1分です。
家はどうやって探す?
最初はホームステイやホテルでもいずれは出てアパートを探すことになりますね。長期に滞在する場合は不動産屋を回って自分で契約をす
る方法がありますが、ほとんどの人はシェアハウスを探すことになるでしょう。シェアの情報は現地の情報センターなどの掲示板などで探
すこと
もありますが、情報量が圧倒的に多いのはチアーズやJAMSのWEB掲示板です。下記の求人と同じく情報量がすごいですよ。気に入った物件が見つかっ
たら、すぐに電話をして、アポを取り物件を見に行きましょう。出国前に連絡を取り合い、入国後すぐに入居する方もいます。
現地の人間とシェアをする場合は現地新聞のクラシファイドから探します。シドニーモーニングヘラルドが有名です。土曜日(平日だと動
きにくいから)の新聞に一番量が載っています。
シドニー家探し地域MAP~治安のいい地域と・・・
シドニーは街中CITYを中心に東西南北で分かれ、それぞれ、ノース イースト サウス ウェスト と呼ばれています。
上の図でいう円が大体、交通機関を使ってCITYまで30分の範囲で、多くの日本人の皆さんが、この圏内に住まれていますね。
ちなみにほとんどの学校は
この円の中にあります(もっというと、大半がCITY=シドニー市街地 ボンダイ マンリー ノースシドニーにちらほら)。
ノース(北)は非常に治安もよく、高級住宅街が続くことで知られています。日本から来た駐在員のかたが多く在住しています。ただし家 賃は非常に高く、シングルだと週300ドルは覚悟したほうがいいでしょう。ニュートラルベイやモスマン、クレモーン、マンリー、 チャッツウッドなどが人気です。
イースト(東)はワトソンズベイなどの海沿い高級住宅地と若者に人気のボンダイエリアが代表的です。夏の時期になると世界中からサー ファーがあつまり、ボンダイエリアの人口はぐっと増えます。治安もすばらしく良いのですが、はノースに比べると、元気のいい若者が多 いせいか週末などは若干騒がしくなり ます(落ちつた街というより活気にあふれたといった感じ)。家賃はノースほどではありませんが、高く、シングルだと週270ドルは覚 悟したほうがいいでしょう。
ウェスト(西)に行くと、エスニック社会が広がります。この辺りにすむと、オーストラリアは他民族国家なんだと知らされます。中国人が多く住むアッシュ フィールドやコリアン街のスタラッスフィールドなどが日本人もよく住むエリア。治安は決して良いとはいえませんが、それはノースに比 べてのことで、深夜にうろうろしない限り、まずトラブルに巻き込まれるようなことはないでしょう。昼間歩いている分には何の問題もあ りません(私もしょっちゅうご飯を食べに行ったりします)。ただ夜8時以降など遅くなったら(とくに11時以降とか)タクシーで帰る のが賢明かもしれません。物価はノースなどに比べて安く、家賃も同様で す。シングルだと週180ドルくらいからでしょうか。
サウス(南)ではロックデールやハーストビルが人気で、日本人も多く住んでいます。特にロックデールは徒歩圏にビーチがあり人気で
す。ショッピングセンターもあり大手スーパーも12時までオープンしています。物価も割合安く、治安もウェストよりはかなりいいで
す。家賃はシングルで週220ドルくらいからでしょうか。
追記
以上は日本人の多数が住むエリアを東西南北に分けて解説しました。もちろんここに書いた街が全てではなく、どこでも住めば都です が、ワーホリや学生のかたなどが最初の1年で住むエリアと絞り込んで考えると上記のエリアで探すのが良いと思います。 例えば今回記 載しませんでしたが、地図の中にある大きな町バンクスタウンは日中行くには面白い街ですが、到着したばかりの日本人が住むエリアとし ては適していないと思います(私自身 つきに1、2回は必ずいくエスニックグルメの街ですが、絶対に住みたいとは思いません。昼間と 夜の顔が違いすぎるからです)。 家賃と治安は比例します。 安全はプライスレスでは ありません。 なるべく上記のエリア(日本人が多く住むようになったのにはそれなりの先人の経験があったから)から選びましょう ね。
仕事探しは難しい?
例えばワーホリで一年間いて、本当に仕事が見つからなかった、という人はいないと思うので、やはり「選ばなければ」あると思います。
日本人がもっとも就く可能性のある仕事はジャパレスでの仕事でしょう。オーストラリアは空前の日本食ブームで、今や普通のオージー系
の魚屋でもサーモンの刺身を売っていたりするくらいです。日本人に限らず、韓国人や中国の人もじゃんじゃんジャパレスをオープンして
いるので、仕事探しには困らないかと思います。
ジャパレスの次に多いのがツアー、お土産関係ですが、ここ数年日本人観光客は減少傾向にあるので、かつてほどは簡単に探せる職種とい
うわけではなくなったようです。
英語力さえあれば現地の会社や現地のカフェなどで仕事をすることも可能です。
仕事は日系の場合チアーズなどの現地発行新聞やWEBなどのクラシファイドから探すのが一般的です。WEBのほうは数時間おきに更新
されており、情報は新しいので早く動けば到着した日に仕事をGETすることも可能です。オージー系の場合も新聞やWEBから探す方法
がありますが、カフェやマクドナルドなどのファーストフードであれば直接行って話したほうがいいでしょう。スターバックスなどでコー
ヒーを飲んでいると、履歴書を手にした留学生がよく入ってきますよ。飛び込みのときは忙しい時間は絶対に外すこと、これは基本です。
生活費はどれくらい?
物価=ものの値段、を考えるとき、あなたが短期の旅行者なのか?中長期の滞在者なのか?行動パターンはどうなのか、あるいは行動範囲
は? これらによってプライスには大きな差があります。
例えば食事。
短期の旅行でガイドブックに載っているような店ばかりで食事を続けていると、とんでもない出費になります。ところが地元の人間が行く
ようなローカルのレストランに行くと同じようなものが3割くらい安くメニューに載っています。お土産ものなんて最たるものですね。観
光スポットの日本語OKなんて看板が出ているようなお店は3~4割り増し、下手すると同じもので倍以上の値札がついていることもあり
ます。
もう少し突っ込んで話しますと、例えば中長期滞在になって、地元のスーパーで買い物をして、地元のレストランで食事をするとしても、
郊外
(どこに住むか、どこで食べるか)によっても値段は変わってきます。私はタイ料理が好きでよく食べますが、同じものでもCity(街
中)とハーストビル(郊外のアジア街)では値段が違います。当然食材や生活用品も値段が変わってきます。
豪州の物価は全体的にみると、日本と比べて、少し「高いかな?」といった感じですね(ただ、旅行者からみると「その行動範囲から」か
なり高いという印象だと思います)。
食品(野菜やお肉や調味料)などは「日本食を除くと」若干安い方じゃないでしょうか。フルーツや野菜 肉、特に牛肉はやはりオージービーフの地元(笑)だ
けあって、日本より割安だと思います。 外食をしても800円くらいでメインが食べられたり
します(ただし地元の食堂のようなレストランでの話。フードコートなどでは700円くらいからあります。普通のレストランに行くとメイン
は1500円くらいから)。ただ、昔はもっともっと安くって、ここ数年の超好景気で物価は急激に上がりました。また先ほどの話、街中
に住んで、街中で文化的なオージー並みの生活をすると、お金がいくらあっても足りません。
オーストラリアの給料水準は日本よりもずいぶんいいのに、貯蓄率は低く、ランチで3000円くらいを毎日使うくらいの、豪快なお金の
使い方です。 こういう生活だと相対的に給料が低くなってくるワーホリや学生の方は必ず破綻します。
電化製品などは昔に比べるとずいぶんと値段が下がってきました。豪ドルが強くなったのとオージー自体が裕福になって普及率が上がったのでしょう か、物によっては日本と大差ないか少し安いくらいです。ただ、コンピュータなどのハイテク製品(モバイル機など)は完全に輸入に頼っ ているせいで多少割高です。逆に台湾製の若干低スペックのノートなどは日本よりもかなり安いです。実売3万円とかで購入できます。
オーストラリアに長期で滞在するなら車があればずいぶんと助かるのですが、日本の感覚からすると、これが非常に高い・・・ですね。特に中古車が高
く感じますね。われわれ的には完全に中古車である5年落ちでも「ほとんど新車 LOW
KILO(=あまり走ってません)」として高値で売られています。、20万キロ走っていても3000ドル(30万くらい)、なんてざらです。
衣類はピンきりですが、粗悪なものが多いので、購入して帰国後に、日本でも着ようと思えば(そういうちゃんとしたものを買う場合は)
値段もはります。ユニクロのようなお店(LOWSとか)で買えば日本と同じくらいですね。ただし、クォリティは非常に低いです。
衣食住の「住」これは(特にシドニーは)不動産バブルのせいでかなり高くなりました。シングル(フラットシェアをして、一人一部屋の場
合)ですと週に200ドル(18000円くらい)を切るところはめったに有りませんね。Cityまで電車で15分以内の立地ですと探
せば週に
150ドルくらいのところもまだありますが。City(街中)に住んだらルームシェアで週180ドルはするでしょうね。家賃だけは本当に上がってしま
いました(2013年現在)。
結論
月に1440ドル。これが生活費の目安です。
食費に自炊と少々の外食をして80ドル。住居に200ドル。交通費で30ドル。その他で50ドル。週に360ドル。月では1440から。1600ドルあれ
ば
まぁまぁ文化的な生活が可能ですね。。ですから仮に所持金がゼロでも「週に400ドル稼げるバイト」をすれば「貯金はできませんが」まぁまぁの生活はでき
ますね。 ちなみイミグレーションが提示する「生活に必要な最低金額は月1500ドル」といわれています。
実際ワーホリの方の収入は週400から450くらいが平均なので、みなさん貯金を崩して生活してらっしゃるんでしょうね(私自身、ワーホリ時分はそうでし
た)。
携帯電話をどうするか?
絶対に必要というわけではありませんが、ないと相当不便でしょうね。とくに到着後の数週間は、家探しや職探しで連絡先がないと本当に
困ります。
たまに日本から来たばかりのひとで、本当に必要になるまで少し考えます、という方がいますが、1週間ほど経つと、100%の確
立で購入しています。
友達との連絡だけではなくて、特に上述の通り、最初の数週間、家探しや仕事探しで、携帯がないと大変不便です。こちらからの電話だけ
ではなく
て、相手からの電話も(携帯がないと)受け取れませんからね。それに携帯があると、日本にいるご両親(に限りませんが)も安心かと思
います。
携帯電話をどう持つか?
1) 超短期の旅行などであれば、出発前に空港で申し込める海外旅行用レンタル携帯電話がありますね。あれでいいと思います。まったく使用しなければゼロ円 なんてプランもありますからね。私も以前ハワイに行ったときに利用しました(数回使っただけなので出費は1000円もかかりませんで したよ)。申し込みカウンターは通常空港にありますが、事前に申し込んでおいて空港で受け取る(返却も)というパターンが多いよう です。
2) お持ちの携帯にローミングのサービスがあれば、これも短期(4週間程度)の滞在であれば、利用してもいいかも知れません。
3)仮に超短期の滞在でも、現地でプリペ携帯を購入するのもいいでしょう。安いものだと電話本体が19~29ドルほどで手に入りま
す。これに30ドルの通話クレジットをつけても合計60ドルもかかりません。一月は十分使えます。
4) ここからは長期滞在の場合です。個人的に一番いいと思うのは、格安で通話プランのプリペイド携帯じゃないかなと思います(BOOSTなどの)。同じ携帯会 社同士であれば時間 帯によっては無料で通話できるし、何よりも通話料金をコントロールできるのがいいと思います。
5)さらに今のスマホ時代にお勧めのパターンは、スマホ自体を購入して(SIMフ リー unlock phoneなどと呼ばれる)、格安で通話できるSIMを購入するパターンです。一例ですが、月に35ドルで電話かけ放題、さらに5ギガのデータ通信と いうプランがあります。プリペなので契約の縛りもありませんから、帰国時の解約など面倒な点もありません。最初にスマホを購入す るという初期費用はありますが、1年も滞在すれば確実にこれがお得です。私自身はこのオプションが一番いいと思いますよ。ちなみ にスマホは安いもので100ドルから購入できます。もちろん今日本でお持ちのスマホのSIMが解除できれば一番良いのですが (Iphoneは難しいですが、AndroidはSIM解除ができる可能性が高いのでお持ちの携帯を現地に持ってきて一度試して みましょう)。
6)
学生とかで2年とか長期の滞在になってくると、契約パターンもいいかもしれませんね。ポイントは通話料金が安くなること。固定プラン
(使っても使わなくても一定の額を毎月支払う)だと、例えば59ドルのプランで700ドル以上の通話が可能となります(データは通常
2ギガ程度)。そして、上記
のプリペイドと違って機種が最新のものになります(2013年現在ですと、このプランですと機種はIphone5 Sony
experia Z
ギャラクシーS3辺りになるでしょう)。超最新(Iphone5sのような)の機種でなければ本体自体は無料です。ただし2年の縛りがあることをお忘れな
きよう。
7)
個人的には???と思っていますが、現地の会社で携帯電話レンタルサービスを利用するという方法もあります。ポイントは最新の機能が
付いた最新の機種が手に入ること。ただし、通話料金も割合高いし、紛失したり壊してしまえば、ものすごい金額を請求されます(保険に
加入していればOK)。滞在期間が足りずに(4)の契約ができないひとで、どうしても機種にこだわっている人以外にはあまりお勧めし
ません。
番外編)
2年で契約をして、途中で帰国するときに、残りの期間を払ってくれるひとをクラシファイドなどで探す、というパターンもあります。売
る人はもちろん、買う側にも安い通話料金で使えるというメリットがある。ただし、契約を切るときに本人の委任状とかがないと面倒か
も?
追記(2013年10月29日)
上記の赤文字で書いてあるパターンは英語ではMVNOと呼ばれます。Mobile Virtual Network
Operatorとは、携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網を自社では持たないで、実際に保有する他の事業者から借りて(再販を受けて)、自社ブ
ランドで通信サービスを行う事業者のことです。日本では日本通信やイオンのSIMなどがこれにあたります。2013年10月現在、
オーストラリアでは数多くのMVNO業者がインフラをテレストラやOPTUSから借りて運営していますが、準大手のRED
BULLが撤退し、最大手スーパーマーケットのウールワースSIMも新規のSIM販売を取りやめたりと、MVNO業者を取り巻く環境はあまりいいものでは
なくなっているようです。これは爆発的に普及したスマホによるデータダウンロードが既存のインフラでは間に合わないというところにあ
るようで、状況は日本と同じなようです。 今後は毎月のパケットが5Gから3G、さらに1Gへと減らされていくんでしょうね(同料金
で)。
インターネット事情
ステイ先やシェア先にネット環境がない場合は、以下のようなやり方があります。
学校やエージェントでインターネットを利用する。
たいていの学校は学生用に無料のインターネットを開放しています。日本人学生が多いところでは、日本語が読めるだけでなく、書けるよ
うになっているところも多いです。また、ほとんどのエージェントにはインターネットルームがあり、格安でインターネットが利用できま
す。
街中のネットカフェを利用する
シドニーは街中に多くのネットカフェがあります。ダウンもアップも高速でストレスなくサクサク動きます。郊外でもショッピングセン
ターの中にはネットのコーナーがあります。料金は30分1ドル~。
スターバックスなどのホットスポットを利用する
ラップトップ(無線)があれば持ち込んで使えますね。ただしMY PC が必要ですが。
プロバイダーに加入する
自分のパソコンがあって長期滞在する場合はプロバイダに加入する手もありますね。現地ではまだダイアルアップもありますし、ヘビー
ユーザーはADSLなどのブロードバンド、ダウンロード量に制限はありますが(大体1月に2G程度)、ワイアレス(USBに専用モデ
ムを差し込むだけ)でつながるプランもあります。
お勧めパターン
スマホでテザリングをする。この場合、上記の月に35ドルのプリペイドSIMを使った場合、電話かけ放題に加えて、毎月5ギガ使
えるので大変お得でス。またPOCKET WIFIなどを利用するパターンもいいですね。プリペイドタイプのPOCKET
WIFIですと、本体プラスデータ料金で年間トータル200ドルくらいの費用になります。
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