日本とは季節が逆の南半球オーストラリアは今が冬です。
ま、冬といっても日本の春くらいの気候で、コートを着込むような「寒さ」ではありません。
そんなオーストラリアでも冬になると風邪が流行ります。
・・・・・・ではお答えします。
日本で風邪をひいたら病院に行って、診察のあと注射を打ってもらい、薬が処方されますね。
オーストラリアでは事情が違います。
熱があるようですね。
・・・風邪です。安静にしてオレンジジュースをたくさん飲んでください。
?
以上です。注射なんて絶対に打ってくれませんし(一度頼んだら変な顔をされました)、お薬も頼まないと出してくれません。
そして出てくるのはせいぜい喉飴(トローチ)くらいのもんです。
こんな具合なんで、ちょっと風邪をひいたくらいだと、私なんて病院には行きません。市販の薬を飲んで安静にしています(もちろ
んオレンジジュースを飲んでね)。
これがいわゆる普通の現地の医院(GP)での対応です。
これがいわゆる「海外旅行保険」に入っていて、日本語の通じる(日本人相手に広告をばんばん打っているような)病院に行くと事情が違います。
あれは・・・ホントに保険料との絡みなんでしょうね、もうホントに飲みきれないほどの薬、あれもこれも売るほどもらえます。
請求は保険会社に行くので本人の懐も痛みません。
この手の病院。最初に電話をかけると、まず保険のタイプを聞いてきます。こちらが公立系(メディケア)の保険だと告げると、急にやる気のな
い態度になります(公立系だと、そんなに薬も出せませんからね。審査が厳しいので)。
保険によって治療自体に差がでるとは思いませんが、風邪ひとつをとっても、上記のような違いはあるわけです。
余談ですが、風邪をひいたときに行くのは「HOSPITAL」ではなく「MEDICAL CENTRE」です。風邪をひいて
HOSPITALに行ったっていうと入院した、ようなニュアンスになります。
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