旅行したい!留学したい!就職したい!もういっそのこと永住してしまいたい!
でもあなたが日本国籍である以上、外国であるオーストラリアにはビザなしでは渡航できません。
このビザは、滞在目的によって多くの種類に分かれていて、渡航希望者はその目的に適ったビザを取得する必要があります。普通、日本人が取得する可能性があるビザはだいたい以下の通りです。
観光ビザ(ETAS含む)
ワーキングホリデービザ
学生ビザ
労働ビザ
永住権
実際は学生ビザでも、入学する学校の種類によって(英語学校なのか専門学校なのか・・・)サブクラスなんかが分かれていたりするんだけど、大体上の5種類です。
観光ビザはその名の通り、観光目的のひとが取得するビザです。ETASっていうのは観光ビザの電子版のようなものでネットで申請するものです。通常、旅行目的のひとは、このETASを取得しますね。入国してから3ヶ月間滞在することができます。その間、学校に通うこともできます。ここからさらにもっと旅行を続けたいひとは、現地で観光ビザで延長することも可能です。勉強がしたくなったひとは学生ビザに変更することもできます。この観光ビザではいかなる就労も認められていません。旅行をしながらアルバイトもというかたは次のワーキングホリデーを取得することになります。
長所:簡単に取得できる
短所:働けない
ワーキングホリデーでは1年間という期間、働いてもいいし(ただし同じ雇用主の元では半年まで)、学校に行ってもいいし(4ヶ月まで)、もちろん旅行も好きなだけ、という夢のようなビザです。また1年間の滞在中に、3ヶ月以上ファーム(農場)やフルーツピッキングで働けば、もう1年間滞在ができます(セカンドワーキングホリデー)。
長所:本格的な留学でなければベストのビザ。なんでもできる。
短所:日本国内でしか申請できない(学生ビザから変更の場合は一旦帰国する必要がある)。
学生ビザも、その名のごとく勉強するひとのためのビザです。ビザの滞在期間は学校に通う合計期間+4週間取得できます。例えば英語学校12週間+専門学校1年間の場合、12週+(英語学校終了日から専門コース開始までの期間)+1年間+最後に4週間 という期間のビザが取得できます。滞在中は週20時間までのアルバイトが認めれれているので、生活費くらいは稼げますし(学校の休暇中はフルタイムで働くことが可能)、ワーホリのように同じ雇用主の下では半年まで、、なんてルールもないので、滞在中にバイトしていた先でそのまま就職!なんて運のいいひともいます(つまり後述の労働ビザ取得ということです)。また、コースによってはそのまま永住権につながるようなコースもあります。
長所:長期にわたってアルバイトができるので、そのまま労働ビザも夢じゃない。
短所:出席率や成績が悪いと移民局に通報されるので、強制退去なる場合も。
労働ビザとはその名のごとく「労働をするためのビザ」です。学生でもワーホリでも働く権利もありますが、上の通り、制限がついています。この制限を完全に取っ払ったものが労働ビザ(ビジネスビザと呼ばれています)で、フルタイムで働くことができます(実際は同じ雇用主の元で申請時と同じポジションでしか働けないという制限はありますが)。昔と違ってここ数年は状況、条件が変わり、年々取得が難しくなってきています。
長所:制限なしに働くことができる。将来的に永住権につながる可能性がある。
短所:申請したときと同じ条件でしか働けない(転職すれば申請やり直し)。取得自体、非常に難しい。
永住権とは俗にPR(パーマネントレジデントの略)と呼ばれる、なんでもできる夢のビザです。現地にいるオージーとほとんど同じの権利を手にすることができます。市民権(オーストラリア国籍)がないとなれない職業なども多少ありますが、どうしてもなりたければ市民権を申請すれば良い話です(ただし日本は2重国籍を認めていないので日本国籍は失うことになる)。働くもよし、遊ぶもよし、勉強も留学生料金ではなく、現地価格(TAFEなどでは10分の1くらいの料金)で受講できます。福祉も同等なので、医療保険にも加入でき、数年後には生活保護も(実際日本人でもらっているひとは聞きませんが)もらえます(所得がなければ)。日本にも在日韓国人、中国人の方が多くいますね。条件的には同じです。
長所:なんでもできる。短所は特に考えられない。
短所:居住実績がないとなくなってしまう。例えば永住権をもっていても、5年間ほど日本にいたら永住権はなくなってしまう。
オーストラリアに(短期で)旅行に来る場合、一番安く上げるにはいわゆる「格安ツアー」に参加することでしょう。
一番のメリットは料金に宿泊代が含まれていること。この宿泊代がバカになりませんからね。短期の旅行であればこれはどの国に旅行をする場合でもそうですね。とりあえずご予定が短期(1週間から10日程度)の旅行であれば絶対にツアーに参加したほうが安く上がると思います。ツアーの場合は時季にもよりますが、5日で8万なんてツアーもありますよ。5日から7日くらいであれば絶対にツアーがお得です。だいたい12〜15万くらいの間じゃないでしょうか。格安ツアーはここが安いですよ。
ただ、宿泊が「どんなところ」でもOKなひとや現地に知り合いがいて宿泊費はただ、という方はもっと安く上げることも可能です。大阪、名古屋から出発の場合、格安航空会社のJETSTARが利用できます。これと現地のバックパッカーを組み合わせるわけです。滞在期間が2週間以上とか、とくに帰国日を決めていない方で安く上げたい場合はこういうやり方がありますね。ジェットスターは税抜き(これが曲者ですが)だと、片道2万円くらいからあります。これだと往復7万(税金や石油サーチャージを入れて)+宿泊費(一泊20ドル〜 場所によっては長期割引も有)くらいですね。
長期ステイの場合は観光かワーホリで変わってきますね。観光の場合、移民局が定める最低必要な生活コストは月に1000ドルと言われています。つまりチケット代金+月に1000ドルが必要なわけです。これはあくまでも最低の予算で、実際物価の高いシドニーなどではきついでしょう。週に300ドルは必要かと思います。ワーホリや学生の場合は現地での就労が認められているので少し安心ですが、最初の3か月分の生活費は用意しておいたほうがいいでしょう。なのでチケット代+3500ドルくらいですね。
以上はざっとの目安です。ご予算はあるに越したことはないですね。念のためにクレジットカードをお持ちになったほうがいいでしょう。また、旅行目的に入国する場合極端に所持金が少ない場合、入国を拒否される場合があります。ご注意ください。
いったい何人のひとに同じ質問をされたか・・・・・・。これは別のところでもこたえましたが答えましたが、それほど訛っていませんよ。ただ、私自身、オージーイングリッシュが一番しっくり来ますし、海外に出て話すと必ず相手から「あなたはオーストラリアで・・・」と言われるので、オージーイングリッシュっていうのはあるんだと思います。豪州からハリウッドに行った、ラッセル・クロウや二コール・キッドマンもアクセントを直すのに苦労したそうです。
ただ、オージーイングリッシュとしてデフォルメされたような英語、マンダイ(MONDAY)トゥダイ(TODAY)なんていうのは、まぁぁぁあ聞きませんよ。若い世代はアメリカのドラマで育ってますしね。生徒を喜ばせるために、わざと使う先生(英語学校の)もいたりしますが、授業ではちゃんとした(?)英語を使っていますよ。
留学の場合は、まずは学校選び。大学の場合は手続きに時間がかかるので余裕をもって1年前から動き始める。TAFEや専門学校の場合は半年前から。一般的にレベルの高い学校になればなるほど手続きに時間がかかります(有名大学>普通の大学>TAFE>有名私立>普通の専門学校・・・といった感じ)英語学校の場合は一部の人気学校を除けば3〜4ヶ月前でOK。学校の手続きをエージェントに依頼する場合は、エージェント選びから、カウンセリングへと進み、最終的に学校を選んでいきます。学校を現地についてから決める場合はここは飛ばします。
学校が決まり、授業料も支払ったら、入学許可書を取得し、その次はビザの申請です(許可書には番号がついていて、この番号があればオンライン申請ができます)。申請はオンラインで行い、その後に健康診断を受けます(一般的に女性の場合、生理の前後1週間は避けたほうがいいと言われています)。ビザは健康診断に異常がなければ受診後2週間程度(平均)で取得できます。ビザがおりたらチケットや保険の手配をします。チケットをビザ取得前に手配するかたもいますが、例えば健康診断が再検査になったりして、ものすごく時間がかかる(ビザ取得までに)場合もあるので、ビザ取得後に手配したほうが賢明です。つまり全体的な流れを余裕をもってやるということですね。
学校(あるいはエージェント)選び>学校の申し込み>入学許可書取得>ビザの申請>健康診断>ビザ取得>チケットや保険の手配・・・こんな流れです。
ツアーの場合は、ツアーを選んでETASをオンラインで申請する必要がありますね(手配をした旅行会社に代行してもらう場合もあります)。個人旅行の場合は、格安チケットの手配と現地ホテル(バックパッカーなど)の手配をします。ETASももちろん必要です。上述の通り、滞在期間が短期の場合は(自由度は劣りますが)パックツアーのほうが安く上がります。飛行機のチケット、ツアー、アコモデーション、どれも値段は変動的です。ジェットスターなどは余裕を持って購入したほうが随分と安く上がります。ツアーは直前に値崩れすることがあります。ただsし待ちすぎるとなくなっちゃいますね。アコモデーションは、ホテルの場合は直前になればなるほど安くなることが多いです。バックパッカーなどは現地で実際にみてから決めてもいいですね。
ワーキングホリデーの場合は、留学と似通っていますね。ビザの申請方法がちがうだけでしょうか。取得までにかかる時間は早ければ1週間ほどで、学生ビザよりも早いです。
留学(ワーホリ)が決まった!まだちょっと時間があるけど、今のうちにやっておかなければいけないのは・・・
歯の検診。海外保険では歯の治療はカバーされません。しかも実費で治療するとなると随分な額になります。虫歯になって神経治療でもすればざっと10万はかかります。なにもなくても状態のチェックはしておいたほうがいいですね。そしてもし何かあれば日本で治療をしておくことです。仮に出発日が遅れるようなことがあっても、例えば神経治療>>クラウンをかぶせる、といったような場合は、治療を済ませたほうがいいですよ。日本での保険なし治療よりも随分とかかります。
そして、身体の調子も気になるところがあるなら、チェックしておく。常備薬があるなら、準備しておく。このときに(薬の)英文での説明書のようなものがあればベターです。税関で質問されたときに助かりますよ。
海外保険をどうするか?加入する場合は、早割り(早く申し込んだら安くなるとか)、などがあれば考慮する。保険に関しては別のページで書きますが、個人的にはワーホリの方は加入したほうがいいと思います。
英語の勉強してますか?
今から留学するのに!と思われるかたもいるかもしれませんが・・・、同じ学校でもクラスが上に行けば行くほど、国際色も豊かで楽しくなります。一日でも早く「英語が話せるひと」になって豪州生活を楽しんでほしいです。一人で地味にやる「文法」や「ボキャブラリー」なんかはなるべく日本でやってきましょう。
豪ドルはもう購入しましたか?
為替の動きを毎日チェックして、レートがよければ、豪ドルのトラベラーズチェックを購入しましょう。
ここ数年豪ドルは1ドル95円から110円くらいで推移しています。今後大きな変動要素が考えられないので、もし95円に近ければ、買い、かもしれませんね。
為替はhttp://quote.yahoo.co.jp/q?s=AUDJPY=X&d=tを参考にしましょう。
市場で96円としても、実際銀行での顧客販売の際は数字が違います。必ず確認しましょう。銀行によっても数字が違います。96円なら大体98円くらいでしょうね。
もし、資金をTCなどに替えずに、
少しの豪ドル
CITIバンクのワールドカード
などで来豪の場合は、CITIバンクなどで手続きをしておくことです。
このワールドキャッシュカードは発行までに2週間はかかるので。
あと、クレジットカードは持ってきたほうがいいと思いますよ。これも発行までに時間がかかるので、なければVISA MASTER機能のついた自分名義のカードを作りましょう。ちなみに現地でレンタカーをかりる場合はクレジットカードが必要です。
あとは、、国際免許なんかもあると便利ですね。準備しておきましょう。
これは持っていったほうがいよ、というものは?・・・・・・
電子辞書
これは絶対に持ってきたほうがいいです。
できれば、普通の英和和英の加えて、リーダーズなどの本格的な英英辞典などが入っているものがベター。
新しく覚えた単語は英英で英語でニュアンスを覚えたほうがいいです(英語>日本語という覚え方では頭が英語になりません)。
日本語で書かれた(上と矛盾するようですが)なにかの英語本(英会話本)。特に文法が弱い人は英語で説明されても分かりにくいので、日本語のものがあればいいです。
なにか人生を変えてくれそうな、難解で普段の生活では、なかなか読む機会がないようなジャンルの本
昔と違って、現地でほとんどなんでも手に入るので、日本語に餓えたりはしませんが、小説でも紀行文でもエッセイでもなにか一冊あればいいですね。
ちなみに私は、当時すでに(かなり)古い本でしたが、小田実の「なんでも見てやろう」という本を持ってきました(今でも売られているはずです)。
ワーホリ後の数年の自分を振り返ってみると、この本から少なからず影響を受けたんだなぁと今思います。
女性の場合は、、
自分に合った化粧品、水着や下着
外国のものは肌にきついとか、水着なども大柄なものが多い、と、よく聞きます。
生理用品などを日本から送ってもらっているひともいます。
1キロ程度のモバイルパソコン
A4サイズのパソコンは現地でも安く手に入りますが(6万程度で)、ミニノートはめちゃくちゃ高いです。
パソコンは、別になくてもいいかな?と思いますが、パソコンなしでは生活できない、くらいのひとは持ってきたほうがいいです。
あ、ちなみに現地でパソコンを購入しても日本語の読み書きは可能です。
携帯音楽プレーヤー
英語の勉強にもなります。これもあったほうがいいですね。私は当時映画の台詞をテープに落として、そのシナリオ本を持ってきました。今だったらMP3でしょう。
常備薬
持病があるひとは、もちろんのこと、そうでないかたも。
外国の薬は結構きついです。日本では処方箋がいるような薬が薬局で売られていたりします。
日本の薬はバラエティに飛んでいるので、風邪薬と胃腸系のものはあったほうがいいかな?正露丸とかもね。
以下にホームステイのメリットとデメリットを書きます。
メリット
デメリット
以上がそれぞれメリットとデメリットです。
つまり、学校から近く、大きなな一軒家で、庭には芝生、プールもあって、白人系のネイティブのお父さんとお母さんには子供がいて、やさしく分かりやすい英語で話しかけてくれる。食事もおいしくって、週末は一緒に出かけて、、、、というのを絶対の条件にすると、まず見つからないということです。デメリットの部分を念頭において、それでもメリットが上回る場合は、ホームステイはするほうがいいと思いますよ。
個人的には(私はホームステイ経験者です)、ステイはいい経験だったと思っています。絵に描いたようなステイ、とは程遠い(笑)ところでしたが、人はよかったし、英語の勉強にとてもよかったと思います。ステイ先のひとは留学生に慣れているので、割合辛抱強く聞いてくれるし、間違ってくれると直してくれます。なので一度はしてもいいかなと思いますよ。
COPY RIGHT --- 2008-----ALL RIGHT RESERVED ----SYDNEY KIDS