CITIバンクに限らず、最近は海外でも自由にお金が下ろせるタイプの口座が日本でも開設できますね。でも、数週間ならともかく、数ヶ月に渡って滞在する場合は現地で口座を開設したほうがいいですよ。現地で口座を開設すれば、下ろすだけではなくて、入金することも可能ですし、エフトポス(デビットカードのようなもの)の機能がついたATMカードがもらえますしね。お金を安全に管理するため、またアルバイトの給料振込み等でも必要になってきます。また、何かの折に残高証明が必要になったときに、CITIバンクのようなタイプですと、日本から送付してもらう必要があります。これは面倒ですね。なので、数ヶ月以上滞在予定でしたら、現地で口座を開設することを強くお勧めします。
それでは、オーストラリアの銀行開設について説明します。
銀行口座の開設はオーストラリアに入国してから1ヶ月以内であれば簡単です。パスポートを持参し銀行窓口で簡単に作ることができます。オーストラリア到着後は、出来るだけ早めに開設しましょう。1ヶ月以降になるとパスポートの他に 運転免許、公共料金の請求書、クレジットカード、学生証など身分証明の書類が増えます。通常銀行開設には100ポイント必要になります。銀行身分証明にはそれぞれポイントがあり、各銀行により多少異なります。
オーストラリアの主要銀行
オーストラリアでは主に以下の5銀行が挙げられます。ほかにもいろいろ小さな銀行がありますが、ATMの数が少なかったり支店が市内になかったりと不便です。
ANZ BANK(オーストラリア・ニュージーランド銀行)
WESTPAC BANK(ウエストパック銀行)
COMMONWEALTH BANK(コモンウェルス銀行)
NATIONAL AUSTRALIA BANK(ナショナルオーストラリア銀行)
ST.GEORGE BANK(セントジョージ銀行)
各銀行によって大きな違いはありませんが、手数料や各プランによって、若干の違いがあります。日本の銀行と違いこちらの銀行は口座維持料金が毎月5ドルほどかかるところがほとんどです。
銀行によっては留学生向けの口座維持費がかからない口座を用意しています。学生証の提示が必要になると思いますので学生の方は学生証を持っていくとよいでしょう。主要都市の銀行には日本人スタッフが常駐している支店もあります。
各銀行とも、主な営業時間は9:30〜16:00(月〜木)、9:30〜17:00(金)までとなり、各地域によって若干の違いはあります。ATMは24時間利用することができます
オーストラリア銀行口座の種類
オーストラリア銀行口座の種類には主に以下のものがあります。
Saving Account(普通預金口座)
日本の普通預金口座と同様、出し入れ自由で一般的な口座です。各銀行によって窓口の利用やATMの無料利用回数が異なります。
学生の方向けにも優遇処置のある口座などがあります。
Term Deposit(定期預金)
日本の定期預金です。オーストラリアは日本に比べると金利が高いため上手く利用する方もいるようです。日本とは違い引き出す際にいろいろ規定などがあるので確認をしてから利用しましょう。すぐに使うお金ではなくまとまったお金がある人むけの口座です。
Check Account(小切手口座)
自分の小切手が使え、小切手での支払いが可能になる口座です。口座維持費が高く、利子が付きません
またオーストラリアはテレフォンバンキングやインターネットバンキングが非常に普及しています。わざわざ銀行に出向かなくても簡単に支払いができたりと非常に便利です。
申込み後、1週間程で銀行のキャッシュカード(Bank Card)と暗証番号(PIN Number)が別々に郵送されてきます。暗証番号は当初ランダムな数字になっていますが、銀行窓口などで自分の好きな番号に変更できます(銀行により多少システムが異なります)。
シドニーキッズを通して学校をお申し込みの方は、ご希望であれば、銀行口座の開設時にキッズのスタッフが同行しますのでご安心ください。
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